乙女ときどき予知者




「どっかの誰かサンのせいでまた始めっからだしなー?」



『はいはい。今度は思う存分やってくれ。じゃな、親父、真琴、星那姉さん、桜木先生』



―……バタンッ。



「相変わらずSENAはきれいだったな」



「あたしは!?」



「んーかわい……」



「棒読みなんですけどー!」



またギャーギャー言いながら帰った。




・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆・:・:*:・



「真琴も大変だったんだ……」



「顔が良いとこんなひどいことも起きるっすね……」



「そうだよ?悠樹もちゃんと心奈チャン守らなきゃだよ」



真士がそう言うと悠樹も斯波も頬を赤く染めた。