しかも俺んちでかよ!?
外行け、外!
そして俺を巻き込むなっ!
「何でデートしてくんねーの?」
「だからもうすぐ期末テストでしょ!アンタも勉強しなよ!?」
しかも勝手にぼっぱじめやがった。
「はぁ?期末は来月じゃん!」
「今度こそ宙に負けたくないんだよ!」
梓が真士を見ながら俺を指差した。
「別に勝つ必要ねーだろ!!」
「アンタが良くてもあたしがやだって言ってんの!!」
そこら辺にあった物を梓に投げつけた。
それ……俺の物なんだけど。
「だから何でって聞いてるだろ!?」
真士も対抗して物を投げつけた。
だから俺のもの投げんなっ!
「だからプライドが許さない!」
言葉と物を投げつける二人。

