乙女ときどき予知者




麻理菜side★



―……放課後。


そして生徒会室。


「今日何すんのー?これ飲んで終わり?」


梓がだれてる。


「勝手に終わらせんな。ついでにここをお茶場にしてんじゃんねーよ」


『結局何のために集まったんですか?』


「……。」


『先輩?』


無言のまま黒板に何かを書き始めた。



「「体育祭?」」


「そ、体育祭。」


「もーそんな時期かぁ」

「日はいつ?」


「お前ら去年も学校いただろ。なんも覚えてないわけ?」


「「6月の下旬」」


「ちゃんと覚えてるじゃん。6月25日だ。」


『ちょうど1ヵ月後……』

「あんまり時間がない」

「ハイハイ!そこの二人落ち込むな。3人だったらもっと大変だったけどお前ら二人がいるからこそ間に合うんだぞ?」


なんか元気が出てきた!


『みんなで頑張ろっ!!』


「そのいきだ」


「うん」


「「おー!」」



体育祭準備スタート!!