乙女ときどき予知者




「予知宣告だろ!?俺無視したらホントに起きたし!!」


「今日も恐ろしいもん見たね!」


心奈サン……キラキラ笑顔で言わんでくださいよ?


『遠藤くん……守ってくれるかな?』



「んー遠藤なら大丈夫じゃない?みんなから忠告も受けてるし」


もし……


『破ったら死が関わるから守ってもらわないと困るよ』



「現代の医療技術は発展してるさっ!」


おい!?


『そーゆう問題じゃ……』



あたしの頭の中で映像が流れた。


それは予知したってことになる。


「どうした?」



『斯波様……』


「ん?」


『昼休み男子が来るよ……しかも今までとは違うやつが……』


「おーキモい?」


『可愛い男子!』


「やった♪そりゃ楽しみ」