『気持ちは有り難いけどね、うちはやっぱりあいつ…太陽が好きなんだよ。いくら浮気されてもね。バカだよね、うち。冷酷と有名なうちが…実は泣き虫なんて知ったらみんな笑うよね…フッ…クッ…グスッ…』 「ごめん…柚華ちゃん。」 『うちが泣き虫なことは内緒ね。柚華って呼ばれるのは本当は嫌だけどあんたは特別だよ。』 「分かった。本当にごめんね。」 男はそそくさと去って行った。