「太陽くん、行ってあげてぇ?太陽くんが好きだから…幸せになってほしいのぉ。」 こいつの語尾伸ばすのは 素らしい・・・ じゃなくて、 「ありがとうな。目が覚めた。気持ちには応えられねぇけど…ありがとな。お前にはきっとお前だけを見てくれる奴が現れるよ。じゃあな。」 俺は返事を聞かずに 走り出した。