緩い眠りの波に飲まれていって。


再び、わたしは眠りにつく。


平助君、好きとか大好きとかじゃ足りないよ。



『愛してる・・・あなただけを』



さぁ、またどこから物語を始めようか。


平助君と永久と沖田さんと・・・わたし。


そして、岡田さんと一条。



三つの恋物語の終着点は、それぞれ違うけれど。


この時代を背景に、それぞれ輝いてる。



そう、わたし達の物語は――――『空と虹』なのだから。





*『空と虹の境界線』 end. *