「赤目の残党かぁ。伊賀者ってことかな。伊賀は上忍の拠点は赤目だったようだし、とすると、あの娘っ子、結構な上忍の娘ってことになるな。細川と繋がりのある伊賀者か。深成……ねぇ」
顎を撫でながら考える清五郎が、ふと真砂に視線を戻した。
「長老たちなら、何か知ってるかもな」
「ああ……。そうかもな」
少し渋い顔で、真砂は気のない返事をした。
この里には、ご意見番といったところの長老が五人いる。
体力的に実戦にはもう出ないが、忍びの術の腕は半端ない。
知識も豊富だ。
この里では、頭領と同格というほどの力がある。
代々の頭領も、皆の意見を元に、最終的に長老が決める。
確かに昔のことにも明るい長老に聞けば、何かわかろう。
だが真砂が自ら長老の元へ出向いたことは、今まで一度もないのだ。
「ま、真砂は長老が苦手だからな。俺が聞いておこうか」
ぽん、と背を叩く清五郎に、真砂は、ふんと鼻を鳴らした。
「別にいい。どうしても気になるなら、自分で聞くさ」
そう言って歩き出す真砂の背に、清五郎は声をかけた。
「今夜、初物狩りだぜ」
顎を撫でながら考える清五郎が、ふと真砂に視線を戻した。
「長老たちなら、何か知ってるかもな」
「ああ……。そうかもな」
少し渋い顔で、真砂は気のない返事をした。
この里には、ご意見番といったところの長老が五人いる。
体力的に実戦にはもう出ないが、忍びの術の腕は半端ない。
知識も豊富だ。
この里では、頭領と同格というほどの力がある。
代々の頭領も、皆の意見を元に、最終的に長老が決める。
確かに昔のことにも明るい長老に聞けば、何かわかろう。
だが真砂が自ら長老の元へ出向いたことは、今まで一度もないのだ。
「ま、真砂は長老が苦手だからな。俺が聞いておこうか」
ぽん、と背を叩く清五郎に、真砂は、ふんと鼻を鳴らした。
「別にいい。どうしても気になるなら、自分で聞くさ」
そう言って歩き出す真砂の背に、清五郎は声をかけた。
「今夜、初物狩りだぜ」


