「陸が好きで、今もつらい。早く忘れたいの。だからちゃんと別れた理由教えて欲しい」 ドキドキする。 真っ直ぐ陸を見つめる。 「優、さっきもいったじゃん。俺の気持ちは変わってないって」 え? 意味が分からず聞き返そうとした私の言葉は突然包まれた体によって飲み込まれてしまった。 不意に彼が私を抱きしめてきた。 「いっぱい傷つけてごめん。ずっと後悔してた、優と別れたこと。勝手かもしれないけどすっごく嬉しい」