「……んだよ、それ。」 まさか寝言で悪魔が嫌いなんて言われるとは微塵も思わなかったサタンは、少しばかり胸の辺りがモヤモヤしていた。 俺はお前のこと、少し、ほんの少しだけ気に入ったんだがな…。 立ち尽くしたまま悲しい瞳で桜を見つめるとサタンは決意した。 「……スゥ~~…っ…起きろゴルァーーー!!」 「っきゃぁぁ!?」 息を大きく吸い込み、吐き出すと同時に眠っている桜に向かってでかい声で叫び起こしたサタン。案の定突然叫び起こされた桜は飛び起きる様に布団から体を起こした。