途端に足から力が抜けて、私は床に崩れ落ちた。 「桜さん、大丈夫!?」 直ぐ様 葵さんが駆け寄って来る。 「ナイフ持ってるなんて頭おかしいよねぇ!怖かったでしょ?」 話し掛けてくれる葵さんを見ていたら、私の瞳から、涙が一粒、ぽろりと落ちた。