安部くんは、あたしをベッドに寝かすと、さっきのタオルをおでこに乗せた。
そして布団を念入りにかけ、とんとんとまるでこどもをあやすかのように胸のあたりをさすった。
「ごめんね、エリちゃん。俺、てっきり不貞寝してるものとばかり思って…」
まじめな顔で謝る安部くん。
そんな顔もとってもハンサムだなってあたしは考える。
「ねえ、安部くん。なんでうちに来たの?」
「なんども携帯鳴らしたんだけど、電源切っちゃってるし。さすがに二日目は来るかなって思ったけど、また休んだし」
「あ、そういえば、今授業中だよ」
「なんかすごく気になって仕方なかったから」
安部くんはもじもじしてみせた。
ちょっとかわいいなってあたしは思う。
そして布団を念入りにかけ、とんとんとまるでこどもをあやすかのように胸のあたりをさすった。
「ごめんね、エリちゃん。俺、てっきり不貞寝してるものとばかり思って…」
まじめな顔で謝る安部くん。
そんな顔もとってもハンサムだなってあたしは考える。
「ねえ、安部くん。なんでうちに来たの?」
「なんども携帯鳴らしたんだけど、電源切っちゃってるし。さすがに二日目は来るかなって思ったけど、また休んだし」
「あ、そういえば、今授業中だよ」
「なんかすごく気になって仕方なかったから」
安部くんはもじもじしてみせた。
ちょっとかわいいなってあたしは思う。


