深層融解self‐tormenting

いつもより時間を気にせず長風呂で寛いで、更衣室に戻ったら時計の針が4時を指している。一時間ぐらいはお風呂でまったりしていたようだ。




火照った体にバスタオルを巻いて、鏡の前で髪を乾かしたりメイクを整えていたりしていると、バスタオルが誰かに引っ張られた。


誰かと訝しんでそちらを見れば、さっきの支配人さんのお孫さんだ。


さっきのボールを抱えて、申し訳無さげに唇をぎゅっと結んで俯いている。



あ…あー、もしかしてお爺さんに叱られたのかな?


それを気にして謝りに来た、とかかな?


「お姉ちゃんなら、大丈夫だよ?」


その子を安心させるように、へらりとわらって頬っぺたを撫でた。