土「ったく、総司の奴め……………」 とか言いつつ、土方さんはちゃんと私の頭を撫でてくれた。 私は、その手が気持ちよくて目を閉じた。 土「………なぁ、栞。お前、会わないうちに凄い大胆になったな?」 栞「だって、土方さんに会えたんだもん。今くらい許して下さいよ!!」 私は言うや否や、土方さんにより強く抱き付いた。 土「ったく、お前には負けるぜ。」 そう言うと土方さんは、私を包み込むように優しく抱き締めてくれた。