嫌だ嫌だ嫌だ・・・。

少し複雑な気持ちになった。

すると、人が通った気がして後ろを

振り向いたが誰もいなかった。

というか早く華月から離れたかった

ということもあるけれど・・・。

「じゃ、今日は遅いからちゃんと

 睡眠とってね!!ばいばい!!」

というと、走っていなくなった。

なんか複雑。

華月の気持ちは嬉しいし付き合えて

涼太を忘れれるからよかった。

だけど、涼太以外とキスしたこと。

付き合っちゃった人。

さっきまで涼太じゃなきゃダメって

いってたのにこれが涼太の耳に入ったら。

あたしの信用はなくなってしまう。

「・・・はぁ・・・。」

携帯を見るとLINEが一件。

『彼氏できたんだ』

秀太から来ていた。

『うん』とそっけなく返すと