ｏｖｅｒ

「やっぱりか。泣いてたんだね･･･。

　大丈夫?涼太も泣きながらさっき、

　俺の横、走っていったからさ。」

まったく意味がわからないよ。

涼太が泣いてる理由。

あたしは付き合いたいって言ったのに。

そんなこと、華月に言えるはずがなく、

心の内にしまっておいた。

「玲那ちゃんさ、そろそろ俺に返事、

　頂戴???」

と華月は笑顔でいった。

「でも･･･あたし涼太がまだ･･･」

「･･･いつか、俺だけしか見れないように

　してやるから、一応付き合お?ね?」

少し華月が強引にいってきて、

断ることができなかった。

「･･･いいよ。」

すると、喜んでいた。

華月の気持ちは嬉しいけど、

あたしは涼太じゃなきゃダメなの･･･。

「じゃ、キスしていい･･･??」

「･･･うん･･･」

すると、華月は優しくした。