すると、さっっと戻ってきて

涼太はニコニコして玲那に近づいた。

反射的に後ずさりしてしまう。

「ここに座っててやるから、その間に

 したいんだったらどうぞ」

今の時間をのがしたら・・・。

そう思い涼太に無言で近づく。

やばい、顔暑いし・・・。

手震えてるし・・・。

「・・・玲那??」

「華月くんと話したからってなんで、

 意地悪するのさぁー・・・」

涙が溢れてくる。

あたし、泣いちゃダメだっ・・・。

めんどくさい女だって思われる。

それは絶対にいやっっ!!

すると、いきなり涼太は玲那を

引き寄せた。