まるで、あたしの心を写すように

モヤモヤしたように濁っていた。

「玲那」

後ろから話しかけられ振り向くと

涼太が怖い顔でみていた。

「何っ?」

ニコッと笑い、涼太に近づく。

「秀太と仲良くなったの??」

「あ、うん!LINEID教えて

 もらっちゃった~!!付き合ったりして」

これ以上、涼太の顔が見れなくなり、

視線を涼太の肩らへんに移す。

「玲那、ダメ。」

「え?どうしたの、いきなり」

「秀太と付き合っちゃだめ。」

あたしら付き合ってるわけじゃないのに。

なんだか、彼氏に言われてる気分に