翠「じゃあどおすりゃ良いって言うんだよ!分かってるけど!泣かせるだけだって分かってるけどっ!こんな事慣れてないしコントロールできねぇし。もう、分かんねぇよ。」









と言って部屋を飛び出した







私は何も出来なかった








私は何をするべき?







やっぱ泊まらなきゃ良かった







あのまま帰ってれば良かった









私もキャンセルすれば良かった








仲間を守る力はあっても
仲間を救う力は無かった







蓮「自分を責めるなよ。あいつだってそんな事は望んでない。今は1人にしてやれ。」

星「うん。朝早くありがとう。」
蓮「無理に笑うな。手震えてるしww」








あ.......蓮のシャツは皺くちゃになっていた






どんだけ握りしめてんのよ








星「あ、シャツごめん。」
蓮「気にすんな。つか学校どうする?」
星「舞綺に休むって言ってる。」
蓮「じゃ、気晴らしに出かけるか?」
星「蓮はいいの?学校。」
蓮「お前ほどバカじゃないからな。」









なっ⁉
酷い!






星「バカで悪かったわね!どうせ夏休み無いですよっ!」







ふーんだ!







蓮「俺が教えようか?勉強。」
星「え?」
蓮「翠ほど上手くは教えれねぇけど翠には会えねぇだろ?」
星「いいの?」
蓮「別に?舞綺には紘でも俺でもどっちでもいいからって言っとけ。」
星「ありがとう。」