爆走★love boy3

先輩は一段高い階段へと上り、あらたまったように咳払いをした


なんだろう?


キョトンとして、小首をかしげて私は先輩を見つめる。


「今年で、俺は龍ヶ崎を卒業する!」


大きな声でそう言う先輩。


「だけど、俺はあの学校の生徒会長であり、裏バンでもある!」