私の試練はまだまだこれから待ち受けている。


でも、今はまだ…。


コテンっと先輩の肩に頭を乗せる。


もう少し、こうしていてもいいよね?


暖かな先輩のぬくもりに包まれて、私はそっと目を閉じた――。