「お前、なんでこんなところにいたんだ? 勉強中だったろ?」


ゲッ。


いきなり痛い部分をつかれて、私はしどろもどろになる。


チラッと優輝さんを見ると、同じように焦ってしまってペガサスの羽をなでたりしている。


「お前ら…怪しい」


「え、なになに? 優輝と亜美ちゃん、どういう関係?」