爆走★love boy3

でも、言ってしまったものはもう遅い。


赤くなってしまった顔を隠すように、私は問題集をにらみつける。


「ほら、亜美ちゃんが気を使ってテンパってる」


優輝さんの言葉に、樹先輩は一度小さく舌打ちをした。


「仕方ないな…」