爆走★love boy3

樹先輩が私を見てたずねる。


そんな事聞かれたって、気先輩のせいだなんて、言えるわけがない。


困ってしまって押し黙っていると、優輝さんがまた口を開いた。


「昨日はもっとスムーズに問題集も進んでたけど?」


「へぇ…?」


うぅ、また、気まずい空気。