そう思って優輝さんを見るけれど、当人はスープとパンにがっついていて、全然樹先輩のことなんて気にしていない様子。



本当に、マイペースなんだから!



これじゃぁ、樹先輩の機嫌が直らないのも無理ないかなぁ。


と、目の前の席に座っている樹先輩をチラリと見る。


その時、偶然こちらに視線を移した先輩と目が会った。