爆走★love boy3

全く、記憶にない。


でも、衣服が乱れていない所と、体が平気なところを見ると、私たちは決してそんな関係になったワケではないと思う。



「他人がベッドに入ってきたのも気づかなかったのかよ」


「…はい」


シュンとしてうつむくと、樹先輩は呆れたように大きくため息を吐き出したのだった。