偽りのない心で



深い



深い沼の底で、



もがくこともなく、



ただただ上をみて



届かない光を


ただただ見つめて、



体が沈み、



光が見えなくなるまで、



じっとまった。






太陽の光も
ささない、



暗闇の中で、



泣くことも、


わめくことも



せずにただ


鼻歌を歌いながら、



暗い闇の中で



私は黒々しい魂が
尽きぬ限り、



そこに居続けた。