ーーー…… 本当は、バイクにはあまり乗っては駄目なのだ。 乗ったとしても、ゆっくりめないとヤバイ。 でも、黒龍の皆に私が病気を持っている事が知れたら嫌だ。 だって、私の病気はもう治らないから。 その事を言えば、皆、同情するに決まっている。 だから、この命ある限りあなたたち、黒龍の側にいさせて下さい。 ーーー……