男の子は泣いていた。


私は最後の力を振り絞って、


男の子に話しかけた。



玲奈「ねぇ、僕?」


男の子「うわぁーん、うわぁーん」


玲奈「泣かないで?」


男の子「えっ?」


玲奈「これからは、気をつけるんだよ?

おねぇちゃんは、もう長くは生きれないの」


男の子「なんで?」