でも、ある日を境に蓮哉は来なくなった。 そして、何年かして出会った。 はじめは、あの小さかった。 蓮哉って分からなかった。 でも、一緒にいるうちに 昔遊んだ“蓮哉”だとわかった。 これは、運命と捉えても良かったのかな? でも、私は もう、長くない。 後、何日? 後、何時間? 後、何分・何秒? そんなの、分からない。 私は、そんな事を考えながらベンチに 横たわった。