「大丈夫。本当に君が思ってるほど大したものじゃあないんだ」 「……澪、死なない?」 「……死なないよ。ちゃんと夕方来る知景に薬も頼むから」 「…………うん」 「その泣き顔、他の男には見せられないよ」 「……え?」 「俺だけのだから」 そう言った澪は、グッと掴んだ私の手を引っ張って、私を身体ごと自分の胸へと引き寄せた。