キミのそばに居れることが幸せだったんだと。 どうして気付いてくれないんだ。 そんなことをしなくても、僕はキミを愛せることが。 愛しいキミを愛でることが。 何よりも、何よりも大切だったというのに。 そうやってまた、僕から全てを奪うんだね。 「……馬鹿だなぁ」 くしゃりと、その黒髪を撫でる。 ぎゅっと、ベッドのシーツを掴む。