──────────── ──────────── 「────っ」 何か引きずり込まれたように、目が醒める。 ハッと周りを見渡すも、病院の個室。 俺とアヤノ以外は誰もおらず……いつの間に寝たのだろう。 俺は彼女の眠るベッドにもたれ掛かるようにして寝ていた。 いやにリアルな夢だったと。 まだ混乱している頭を右手で抱えて、俺は考える。 もし、今夢の中で起きたことを……彼女が言っていたことを信じたら。 それはこの現実という厳しい世界のなかで通用することなのか。