ノスタルジア







「わぁー本当だ! よっち、買いなよ」




「そーするわ!」





どうやら、いつのまにか隣にいた女の子達が買い物をしているらしく。




あまり人との交流に免疫がない私は、そそくさと彼女達から離れて棚の裏側へ避難した。





くるくるに巻かれたクリーム色の髪。



長いつけまつげ。



ぷるんとしたリップ。



小花柄のフリフリのスカート。




大きなリボンの形をした、小さな鞄。






棚の裏側から、そんな彼女達を覗く。