──── ────── ───────── 高校3年生を迎えた春。 入学式と始業式を終えた放課後に、僕はある人物を探していた。 だけど、思うようにその人は見つからなくて。 特にたいした用事があるわけでもなかったので、諦めて帰ろうと生徒玄関で靴を出し入れしていると、下駄箱の向こう側からある会話が聞こえた。