ノスタルジア







それがすぐに、寝ていたはずの彼によって目隠しされたんだと悟る。





暗闇の中、スッと持っていたアルバムを没収されてまぶたの上から彼の手が離れた。








「…………」




「入るなと、言ったはずだ」




「…………」






パタン、と開いていたアルバムを閉じて真っ直ぐに私を見る彼。





その無表情な顔。





怒っているのか。



焦っているのか。



何を想っているのか。








今の私には、そんなことを考える余裕すらなかった。