どうして? 言葉も出なかった。 こんな写真、撮ったことなんてない。 外に出たことすらないのに。 その写真の中で、確かに私は外の世界を、澪の過去を生きていた。 ありえないよ。 こんな記憶、私の中には無い。 混乱と、言い知れない恐怖が入り交じる心の中。 「……悪い子だね、君は」 上から降ってきたその言葉と共に、フッと視界が暗くなった。