ドクドク……と、胸の鼓動が嫌な動きを始めて。 これは見てはいけないものだと。 脳が私に指令を送る。 なのに……ページをめくる手は止まらなくて。 なんで。 どうして。 私は……。 私は……誰? そう自分に問いかけた時には……すべてが遅かった。