【短】ハロウィン*マジック

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そんなやり取りをしていると、すぐに教室に着いた。


私達に見向きもせずにスタスタ歩いていく美春を、小走りで追いかける。


美春の後ろ姿は、さっきの流れのままなのか、ちょっと機嫌が悪そうだった。


暗めな茶髪。さりげなく遊ばせた感じの毛先。細いけどしっかりした体。長い脚。制服の適度な着崩し。センスの良いアクセ。


――うん、

今日もカッコイイな!


惚気(のろけ)?いいえ違います事実ですふっふー!

惚れた弱み?うーんそうかも?何でかわかんないけど好きなんだよねえ。



――絶対に、

美春には言わないけど。