しかし、ふと思い出したように顔が険しくなった。
「なに、じゃあさっき可愛いって言ったのも嘘だと思ってんの?」
「……え……うん…」
だって、それこそ嘘だ。
いつも私のことブスブス言ってるし。
「嘘ついてどーすんだよ…可愛いと思ったから、可愛いって言ってんの」
頬にあった手が、するりと首の後ろに移動して、ゆるく抱き締められる。
近付いてくる顔に、ギュッと目を瞑った。
「わ、ちょ…っ」
「なに、じゃあさっき可愛いって言ったのも嘘だと思ってんの?」
「……え……うん…」
だって、それこそ嘘だ。
いつも私のことブスブス言ってるし。
「嘘ついてどーすんだよ…可愛いと思ったから、可愛いって言ってんの」
頬にあった手が、するりと首の後ろに移動して、ゆるく抱き締められる。
近付いてくる顔に、ギュッと目を瞑った。
「わ、ちょ…っ」


