【短】ハロウィン*マジック

「でもさー、やるなら昨日やって欲しかったな。朝イチでカボチャ見たかった」



「ふーん?」



「だってハロウィンだもん!」



私が胸を張ることではないが、胸を張って声高に叫べば、ペシンと何かで頭を叩かれた。



「あたっ」



「頑張ってカボチャ飾ったのにな…先生悲しい」



担任の佐々木先生が恐いくらい爽やかな笑顔でそう言いながら、出席簿でペシペシと軽く私の頭を叩いている。



「……すんません…ありがとーございました…」



「はい、いい子。じゃあ、朝の会はじめまーす」