友情と恋愛の定義〜友達以上恋人未満の関係〜【完】




『…は?別に赤くねーし、てか、見んな、あっち行け』



そう言って、千明は、私をグイグイと自分と反対側に押す。




そんな千明の行動に私は、目をパチパチさせて驚きを隠せないでいた。




…え?え?もしかして千明照れてんの!?




そんな珍しい千明なんかそうそう見れるもんじゃない。




そう思った私は、千明が私を押す手をわざと自分の方に引き寄せた。