『ケチだな、てか、なにそれ?彼女かなんか』 あんまり興味がなさそうに麻耶は、雑誌をめくりながらそう呟いた。 『彼女じゃねーよ、友達だ、友達』 『…は?お兄ちゃん、女友達とかいたんだ〜(笑)ん〜、何でもいいんじゃない?』 …適当な妹だな。 自分の興味がないことに関しては、かなり適当な答えにオレは肩をおとした。 …こういうところ、オレと似てるよな…コイツ