『今日は何食べにいく?』 そう言って、本当に心の底から楽しそうな美空の笑顔にいつからか安心しているオレがいた。 ――そして… 気づけば、オレの隣に美空がいることが当たり前で、美空がいないのが寂しいと感じる、それぐらい大切な存在になっていたんだ。 ――…誕生日、何あげたら美空喜ぶかな? ほら、今だって考えるのは美空のこと。