『叩きすぎだ!…ちっ、起きてるつーの!!』



オレはジロリと智を睨み付けながらそう言い放つ。




『ったく、起きてんなら返事ぐらいしろよ』




『うっせーな』




智が呆れたように呟くのが若干、イラつくが、オレはあえて我慢した。





…智にいちいちキレてたら時間の無駄だしな。





しかし、




そんなオレの努力もむなしく…




『でさ、さっきの話の続きだけどよ、どうすんだよ誕生日!!美空ちゃんになにあげるつもりだよ!』





『おまえに関係ねーだろうが!!』




ついには、キレてツッコんでしまった。