そんな声につられてコッソリ、美空を盗み見ると、本当に嬉しそうな様子でニコニコ微笑んでいる。 誕プレか… 美空にはいつも世話になってるし、それぐらいは、したほうがいいのか… すると、 うつ伏せの体勢のまま、そんなことを考えているオレの前に、 『おい!!千明、聞いたか、もうすぐ美空ちゃん誕生日だってよ!』 なんだか興奮した様子で立っている男がいた。