ビクッ





なんだか千明の後ろから黒いオーラが出ているように見える気がする。




私は、タラリと冷や汗を流した。



『そ、そりゃ、もう高校生なんだから彼氏くらい…』




『へ〜…そりゃ、初耳』




抑揚のない千明の声にわたしは、軽く固まった。




…千明って怒ると結構怖いんだよね…