屋上、体育館、校舎裏…。 告白スポットと名高い場所は全部回った。 けど、 一向に2人は見つからない。 …っ、あんのバカ!どこにいんのよ…。 何故だか焦りだけが募っていく。 私は、軽く肩を落とし、辺りを見回した。 もう、時刻は6時近いせいか、ほとんど校舎の中には人がいない。