私の手を引っ張った相手は アンナさんで… 連れ込まれた部屋は控え室の様になっていて大きな化粧台とテーブルと派手なドレスがたくさんハンガーに掛かって置いてあった 「あ、アンナさん!??」 突然の出来事に驚いていると 「アンナじゃない…千景だよ」 そう言うと私をひょいっと持ち上げて 化粧台の上に腰掛けさせると 「彼氏ってなに?」 怒ったように睨んで 「っ…ふぁ」 噛み付くようなキスをしてきた