濡れた髪をゴシゴシタオルで拭きながら玄関のドアを開けると 「お待たせっ」 走ってきたのか息を切らした佐野さんが荷物を持って立っていた 「早くない?(笑)」 まだ20分なんだけど 「あれ?ごめん、早かった!?」 「いや、別に大丈夫。」 早く集まってちゃっちゃと食べて解散したいから 「貸して」 佐野さんの荷物を持つために少し近づくと 「冷たっ!」 ポタッと髪から雫が落ちて佐野さんの頬を濡らした